イベントレポート  牛ボツリヌス症研修会

牛ボツリヌス症研修会を開催しました





平成26年10月31日(金)に愛知県西部家畜保健衛生所において、牛ボツリヌス症についての研修会を開催し、知多半島地区の獣医師及び食肉衛生検査所の方々30名程が参加されました。
 当日は、愛知県中央家畜保健衛生所の鈴木俊成技師より牛ボツリヌス症の発生状況と検査の実際について、(有)あかばね動物クリニックの宮島吉範獣医師より臨床現場における発生状況と対応について、資料と映像を使って詳しく説明がなされました。
 牛ボツリヌス症は、土壌菌であるボツリヌス菌が産生するボツリヌス毒素(神経毒)を取り込むことで発症し、有効な治療法がありません。
当協会では、平成26年度から家畜自衛防疫事業の対象ワクチンにクロストリジウム・ボツリヌスを追加しました。