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【 橋 養 鶏 賞 】 |
養鶏業振興の一助とするため、養鶏業界の向上発展に顕著な業績をあげた者を選び表彰するとともに、その成果を紹介しています。 生涯を養鶏にかけた先覚者、高橋廣治氏が設立した財団法人橋養鶏賞財団が褒賞していましたが、畜産団体の統合に伴い、現在は愛知県畜産協会が実施しています。 高橋養鶏賞歴代受賞者 |
第42回高橋養鶏賞表彰式 | |
平成29年6月29日公益社団法人愛知県畜産協会の総会終了後、第42回橋養鶏賞表彰式が行われ、当協会川上理事長から受賞者へ賞状、賞金、銀杯が授与されました。 | |
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技術研究部門の受賞者の鋤柄惠子 氏は、北海道大学獣医学部卒業後、愛知県経済農業協同組合連合会に入会し、30年間多くの養鶏農場に鶏病対策を基本とした技術指導を実施するとともに、鶏病の診断及び疾病対策に関する様々な技術の向上に貢献されました。 また、農場HACCP認証基準によるマネジメントシステムの指導に従事し、養鶏農場の農場HACCP認証に積極的に取り組まれています。 愛知県経済農業協同組合連合会退会後は、診療施設スキガラファームアシストの獣医師として、愛知県・岐阜県の養鶏農場の診療業務、技術指導及び農場HACCP認証指導に取り組まれています。 |
経営部門の受賞者の花井千治 氏は、大学卒業後すぐに就農され、積極的な規模拡大と設備拡充を図られ、現在は40,000羽規模(うち卵用名古屋コーチンが12,000羽)の経営を営んでみえます。 平成21年から知多産飼料用米の給与を始め、平成22年に知多養鶏「ごんの会」を設立し、地域資源循環型農業を積極的に推進するとともに、地元産業の活性化のため、知多養鶏農業協同組合でカレー、マヨネーズ、たまごかけ醤油等7種類の加工品を開発、販売されています。 |
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同じく経営部門の受賞者の大谷 博 氏は、大学卒業後すぐに株式会社マルセ入社され、食鳥処理から食鳥生産に重きを置き、積極的に生産の規模拡大を図ってみえました。 平成16年から「名古屋コーチン」の生産を開始し、(株)さんわコーポレーションと業務提携を結び、「名古屋コーチン」の生産と販売に尽力されました。 また、「名古屋コーチン」のブランド力強化に向け、毎年「名古屋コーチン」を使用した惣菜・スープ等の商品開発に取り組むとともに、「名古屋コーチン」を積極的に海外にPRされています。 |
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青年・女性部門の受賞者の中野滝宗 氏は、農林高等学校卒業後、米国留学を経て、父親が経営する有限会社知多エッグに就業し、ユニー・アピタのブランド卵「きらら」やヤマナカのブランド卵「あいちの白たまご」の生産農場として販売に力を尽くされました。 また、農場HACCP認証に会社として取り組み、平成29年1月に知多半島で最初の農場HACCP認証農場の認証を受けられました。 平成25年には「たまニコ全国横断チャリリレー&たまニコ愛知大会の開催に実行副委員長として尽力され、28年には「たまニコ2016愛知大会」を企画開催し、鶏卵の消費拡大のための取組に積極的に取り組まれています。 |
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《近年での表彰式》 第47回高橋養鶏賞表彰式(令和4年度) 第46回高橋養鶏賞表彰式(令和3年度) 第45回高橋養鶏賞表彰式(令和2年度) 第44回高橋養鶏賞表彰式(令和元年度) 第43回高橋養鶏賞表彰式(平成30年度) 第42回高橋養鶏賞表彰式(平成29年度) 第41回高橋養鶏賞表彰式(平成28年度) 第40回高橋養鶏賞表彰式(平成27年度) |