イベントレポート  国際養鶏養豚総合展2015

国際養鶏養豚総合展2015に参加しました














 平成27年6月10日(水)〜12日(金)にポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)において、国際養鶏養豚総合展2015が開催されました。
 国際養鶏養豚総合展(IPPS)は、養鶏・養豚経営等の近代化・効率化を図ることを目的に、採卵鶏・肉用鶏・肉豚等の生産から流通に関する世界最先端かつ最新鋭の施設・機械器具・資材・技術を一堂に集めた展示会で、養鶏・養豚に関する展示会としてはわが国最大のものです。
 今回のテーマは「安心品質 良品発見」で、鶏卵・鶏肉・豚肉の生産・流通に関する施設・機械・器具等を一堂に集め、わが国の世界に誇れる、安全管理と品質管理、環境対策など養鶏・養豚業の未来の姿が177企業・団体699小間で展示されていました。
 また、養鶏・養豚特別講演会として、3日間で10公演が開催されました。
 12日(金)には、公益社団法人中央畜産会宮島成郎常務理事が「農場HACCPの推進−健全な飼育環境と生産性向上のために−」というテーマで講演されました。
 家畜や家禽の健康は、リスク要因の排除、適切な飼育環境、徹底した予防対策の実施によって確保されます。感染や発病はこれらの要因が不均衡となって生じ、いかに危害要因を排除し、疾病予防を推進するかの各農場での取り組みが必要です。農場の生産環境を向上する農場HACCP認証制度はこれに寄与することから、取り組みの必要性と認証のしくみ等についてのお話がありました。