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【 橋 養 鶏 賞 】 |
養鶏業振興の一助とするため、養鶏業界の向上発展に顕著な業績をあげた者を選び表彰するとともに、その成果を紹介しています。 生涯を養鶏にかけた先覚者、高橋廣治氏が設立した財団法人橋養鶏賞財団が褒賞していましたが、畜産団体の統合に伴い、現在は愛知県畜産協会が実施しています。 高橋養鶏賞歴代受賞者 |
第44回高橋養鶏賞表彰式 | |
令和元年6月26日公益社団法人愛知県畜産協会の総会終了後、第44回橋養鶏賞表彰式が行われ、当協会川上理事長から受賞者へ賞状、賞金、銀杯が授与されました。 | |
普及部門の受賞者の内田清政氏は、平成18年10月1日に豊橋市養鶏農業協同組合に入られ、翌年鶏卵価格差補填事業加入組合員のための諸手続きを支援されました。 平成23年2月に本県採卵養鶏で発生した「高病原性鳥インフルエンザ」では、報道と国・県行政の間に立って調整をされました。 その後設立された「豊橋市鶏病対策協議会」では事務局長として、「豊橋市家きん防疫対策協議会」の設立では幹事に就任し、「鶏病対策」の最前線で対応してこられました。 また、任意団体であった愛知県養鶏協会が一般社団法人愛知県養鶏協会へ移行する際には、事務局の準備委員会委員として尽力し、平成24年4月移行後においても、協会事務局として運営を支えておられます。 特に協会独自事業の「鳥インフルエンザ見舞金事業」の確立・運営、「地産地消拡大事業のたまニコ愛知大会」の推進や、主要事業の鶏卵価格差補填事業に係る県助成の強化、県内家きん生産農家の防疫強化支援に尽力されています。 加えて、氏は愛知県だけにとどまらず平成24年9月に設立された一般社団法人全国鶏卵養鶏団体連合会では監事として運営に携わり、各県養鶏農協を支援するとともに、平成29年6月からは一般社団法人日本養鶏協会審議委員会委員として、鶏卵生産者経営安定対策事業に係る諸問題の諮問機関委員を兼務され、当該事業に加入する生産者を支援しておられます。 | |
経営部門の受賞者の市川裕也氏は、平成9年7月に(有)市川農場に入社され、平成13年9月に(株)つくで高原農場代表取締役に就任されました。 当初は、6万羽規模で(株)つくで高原農場を設立しましたが、その後積極的な規模拡大と設備拡充を図られ、現在は38万羽規模の経営を営んでみえます。 兼ねてより養鶏業は畜産事業であるものの、食品を扱う産業であるとの強い認識から、衛生管理と品質に強いこだわりを持たれており、平成24年にISO9001を認証取得されました。 また、生産面では、国産の飼料用米を年間300t利用し、自給率の向上、休耕田の活性化と地域農業の振興に尽力されるとともに、平成20年からは海外からの技能実習生を受け入れ始め、現在では7名が農場で様々な業務に従事しています。 農場では、安全・安心を求める消費者ニーズにこたえるために徹底した防疫措置を講じ、衛生管理面ではトップクラスの農場といえます。 |
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《近年での表彰式》 第49回高橋養鶏賞表彰式(令和6年度) 第48回高橋養鶏賞表彰式(令和5年度) 第47回高橋養鶏賞表彰式(令和4年度) 第46回高橋養鶏賞表彰式(令和3年度) 第45回高橋養鶏賞表彰式(令和2年度) 第44回高橋養鶏賞表彰式(令和元年度) 第43回高橋養鶏賞表彰式(平成30年度) 第42回高橋養鶏賞表彰式(平成29年度) 第41回高橋養鶏賞表彰式(平成28年度) 第40回高橋養鶏賞表彰式(平成27年度) 第39回高橋養鶏賞表彰式(平成26年度) |