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【 橋 養 鶏 賞 】 |
養鶏業振興の一助とするため、養鶏業界の向上発展に顕著な業績をあげた者を選び表彰するとともに、その成果を紹介しています。 生涯を養鶏にかけた先覚者、高橋廣治氏が設立した財団法人橋養鶏賞財団が褒賞していましたが、畜産団体の統合に伴い、現在は愛知県畜産協会が実施しています。 ![]() ![]() |
第46回高橋養鶏賞表彰式 | |
令和3年6月29日公益社団法人愛知県畜産協会の総会終了後、第46回橋養鶏賞表彰式が行われ、当協会川上理事長から受賞者へ賞状、賞金、銀杯が授与されました。 | |
◎受賞者【普及部門】知多養鶏 二十日会 様(会長:齋藤大士氏) | |
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高橋養鶏賞46年の歴史で初めて個人ではなくグループで受賞された「知多養鶏二十日会」は、昭和49年に知多地域の採卵鶏生産者が技術向上、経営安定、情報交換、親睦を目的に発足した任意の会で、現在、会員21名、合計飼養羽数152万羽で、知多地域採卵鶏の約2分の1を占めています。 |
月に1度、毎月20日頃に開催される定例会では、会員が輪番制で幹事となり、研修会のテーマを設定し、外部講師の選定、依頼、当日の司会進行までを責任をもって行う体制となっています。幹事となった生産者が、自己の経営課題を意識しながら、鶏糞の堆肥化処理、高病原性鳥インフルエンザ対策、家畜福祉など時勢の要請に応じたテーマを設定、研修会を企画し情報を発信することで、地域として改善に取り組む雰囲気が醸し出され、個々の生産者と組織が相互に高めあう相乗効果が生まれています。 | |
また、若手、ベテラン関係なく会員が一丸となって、組織活動を取り組む中で、行政や団体との連絡調整を学ぶ機会にも恵まれ、次代を担う人材を育成する風土が育まれ、「後継者が就農したら二十日会に入れる」文化が根付いています。 |
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現在、21名の会員のうち親子会員は4組10名となっています。個々の経営では、親子間は育った時代背景の違いや感情のもつれから衝突することもありますが、二十日会では年齢や経験年数の近い先輩会員に相談でき、後継者となった会員の営農課題を解決する場として役割をはたしています。 | |
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《近年の表彰式》 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |