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| 【 橋 養 鶏 賞 】 |
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養鶏業振興の一助とするため、養鶏業界の向上発展に顕著な業績をあげた者を選び表彰するとともに、その成果を紹介しています。 生涯を養鶏にかけた先覚者、高橋廣治氏が設立した財団法人橋養鶏賞財団が褒賞していましたが、畜産団体の統合に伴い、現在は愛知県畜産協会が実施しています。 高橋養鶏賞歴代受賞者 |
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第47回高橋養鶏賞表彰式 | |
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令和4年6月29日公益社団法人愛知県畜産協会の総会終了後、第47回橋養鶏賞表彰式が行われ、当協会川上理事長から受賞者へ賞状、賞金、銀杯が授与されました。 | |
◎受賞者【青年・女性部門】杉浦 康治 様 | |
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以降に、受賞功績の一端を紹介させていただきます。 杉浦さんが代表取締役を務める株式会社知多アグリは、美味しいお米と卵を生産することを目的に、半田市内で採卵鶏を16万羽飼養、知多郡阿久比町内で25haの稲作を営む養鶏稲作複合経営です。経営内で発生する鶏糞は稲作農家の圃場に還元し、知多半島で循環型農業を実践しています。 |
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仲間の圃場で生産される飼料米は、杉浦さんの養鶏場で、給餌飼料に5%添加して耕畜連携を実践する一方で、青刈り稲を発行させた稲発酵粗飼料(WCS)を生産し、知多半島の酪農家へ供給することで、飼料米生産を通じて稲作農家と畜産農家のパイプ役として、地域の畜産振興に貢献しています。 | |
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また、杉浦さんは、地域との繋がりを大切にされ、長年、地元小学校の農作業の体験学習を受入れ、食育を実践するとともに、県立農業大学校1年生の40日に及ぶ派遣研修も受入れるなど、積極的に社会貢献をされています。また、本業では、自らが生産した卵とお米を産直店舗等で直接販売することで、地産地消を実践するとともに、パートの女性従業員にSNS担当をお願いして、消費者視点での情報発信を大切にされています。 |
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杉浦さんは、知多地域における若手の中核生産者として、知多養鶏農業協同組合理事をはじめ、地域での各種団体の世代を超えた横のつながりを大切にし、地域の養鶏を盛り上げたいとお考えです。また、稲作生産者の立場では、稲作と畜産を有機的に結びつけ、知多半島での自然と共生した社会づくりの実践・推進役として、畜産の枠を超越した農業振興での一層の活躍、飛躍が期待されます。 | |
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《近年の表彰式》 第50回高橋養鶏賞表彰式(令和7年度) 第49回高橋養鶏賞表彰式(令和6年度) 第48回高橋養鶏賞表彰式(令和5年度) 第47回高橋養鶏賞表彰式(令和4年度) 第46回高橋養鶏賞表彰式(令和3年度) 第45回高橋養鶏賞表彰式(令和2年度) 第44回高橋養鶏賞表彰式(令和元年度) 第43回高橋養鶏賞表彰式(平成30年度) 第42回高橋養鶏賞表彰式(平成29年度) 第41回高橋養鶏賞表彰式(平成28年度) 第40回高橋養鶏賞表彰式(平成27年度) 第39回高橋養鶏賞表彰式(平成26年度) | |